腰痛改善のためのグッズを使いながら、
痛みが出たときやバランスが崩れたときに実施して楽になった体操がありますので
ご紹介したいと思います。
なにも使わず体操のみを行うとても簡単で効果のある方法です。
目次
1・道具もなにもいらない簡単で効果のある腰痛体操
1-1・蹲踞(そんきょ)体操
※参照 マキノ出版社 壮快
この体操は、健康雑誌の壮快2017年5月号に掲載されていた方法です。
考案者はいとう整形外科院長の伊藤邦成先生。
ご自信も腰痛に悩まされていて、克服するために考案されたのがこの方法です。
本当は3種類の体操が一連となっているのですが、
私の場合この一つだけで楽になるのでこれだけやっています。
1-2・蹲踞体操の具体的なやり方は?
まず初めにまっすぐ立って足を肩幅よりも広めに広げます。
次に広げた足をつま先とひざが外に45度くらいのイメージで外に向けます。
(角度はあまりこだわる必要はありません。)
外に向けたひざの上に手を置いて、ひざの高さくらいまで腰を落とします。
そこから上半身を前に倒してひじが曲がった状態で体を支えます。
上半身そのままでお尻を5~10回くらいゆっくりと上下させます。
腰や骨盤を意識して、しっかり伸ばすイメージで行ってください。
上下させたらお尻を上げてから上半身をゆっくり起こしてください。
これを具合がおかしいかな?という時にやるようにしています。
やったあとは結構楽になります。
1-2-1・「蹲踞」とは?
「そんきょ」とは体を丸くしてしゃがむ、またはうずくまることをいいます。
大相撲の力士や剣道の剣士が、対戦前にひざを大きく広げて
背筋を伸ばしてかかとを浮かした状態で座り込む。
見たことがあると思いますが、あの形も「そんきょ」です。
少し形が違いますが、うずくまっているため蹲踞体操なのだと思います。
イメージは力士がシコをふんで前かがみになっている状態と同じですよね。
1-2-2・そんきょ体操の目的
伊藤先生の考える腰痛の原因とは、猫背の姿勢などで腰椎(腰の骨)が曲がることで
圧迫から血流障害による酸欠状態や栄養不足を起こして関節変形や痛みが出る、
ということみたいです。
そこで体操によって股関節や仙腸関節をほぐして血流を良くし、
症状を改善しようというわけです。
一日に何度やってもかまわないので、こまめにやりましょう。
2・まとめ
非常に短時間で簡単に行うことが出来て効果もあります。
私も完治に近いくらい劇的に改善したとはいえ、
いまだに痛みが出ることがごくたまにあります。
そういう場合に行うことで楽になっています。
足が広げられるスペースがあれば出来ますので、是非みなさんもやってみて下さい。
※なお、私は3つの体操のうち一つしか行っていません。
また、壮快5月号には他にも20以上の腰痛を自分で改善する方法が載っています。
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